丸の内で働く若手サラリーマンの日常

節約➕投資で資産形成🏋️‍♀️豊かな生活をしながら早期リタイアを目指す都内の20代後半サラリーマン。年収600万程度。興味→節約、投資、温泉・サウナ、副業、グルメなど。

節約は継続できないと意味がない!節約を続けるための考え方について

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  • 節約を始めてみたけどなかなか続かない。
  • お金を貯めたいのについつい無駄使いをしてしまう。
  • ちまちま節約するのがつらい。

こんな思いを持つ方に向けた記事です。こんにちはたまる (@marunon777)です。

 

老後2,000万円問題が話題となり「資産形成を始めたいと」考える人が多くなっている気がします。

 

資産形成を考える上であったりまえなのが以下の式。

  • 収入ー支出=貯蓄額

収入をいきなり増やすのはきついので、一番手っ取り早いのが、「支出の減少=節約」です。

 

しかし、実際に節約を始めて見るとなかなか継続が難しいもの。

 

今回は、昨年度から節約を開始して、約1年近く継続できている私が、節約を続けるため考え方を解説したいと思います。

 

節約を続ける方法:①時給で考える

砂時計のアイコン素材

節約が続かない理由の1つが「日々の節約額が大したことない」ということが挙げられます。

 

例えば、コーヒーをお店で買わずに家で作るという節約をしたとします。

 

そうすると、ざっくり以下の金額の節約ができます。

 

  • コンビニで朝と昼2杯コーヒーを買う=200円
  • 家で作る(粉末コーヒー)=20円
  • 節約額=180円 

しかし、

 

日々のコーヒーを自分で家でいれて、朝と昼に2杯飲んで180円の節約だ♪

 

としても、

 

たった180円か

 

と一回あたりの節約額を冷静に考えてしまうと、ばかばかしくて、やる気をなくしてしまいますよね…。

 

そこで、登場するのが時給で考えるという概念です。 

 

具体的に時給に換算して考えてみる

 

例えばコーヒーを家で作るとして、準備にかかる時間は多く見積もっても5分。そうなると以下の式が成立します。

  • コーヒーを作る時間=5分
  • 5分で約180円の節約
  • 60分で2,160円=時給2,160円

つまり、コーヒーを家で作るという作業は時給2,160円の労働ということに。

 

バイトでいえばかなり割のいい仕事をしているのと同様の時給になります。

そうなるとやる気出ませんか?

 

しかも、やっている作業はお手軽。

コーヒーを入れるという、ちょっとしたことで時給2000円弱。

 

こんな思考することで作業のモチベーションを保っています。

 

その他の節約も時給換算すると以下の通りです。

 

節約を時給換算してみると
  • お弁当の持参  =ランチ代1000円ー弁当持参代金200円

            =準備時間5分で800円 =時給9,600円 

  • 外食を我慢し自炊=ディナー代1200円ー自炊代300円

            =準備時間15分で900円=時給3,600円

このように時給換算して考えると、ちょっとした作業でもかなり時間効率がいいことが分かります。

節約を続ける方法:②月単位、年単位で考える

シンプルなカレンダーのアイコン その2

続いて大事なのが長期スパンで考えることです。 

 

例えば、以下のような節約をしても1回あたりの節約額は大きくありません。

 

1日・1回当たりの節約額
  • コンビニ代の節約:1回200円(1日200円のおやつ等をやめる)

  • コーヒー代の節約:1回180円(1日200円のコーヒーの購入をやめて家でつくる(20円))

  • 外食・飲み会代の節約:1回5000円

しかし、これを月当たりで考えると以下のようになります。

 

月当たりの節約額
  • コンビニ代の節約:1か月で6,000円(1日200円×30日)

  • コーヒー代の節約:1か月で5,400円(1日180円×30日)

  • 外食・飲み会代の節約:1か月で40,000円(1回5000円×8回)

合計:51,400円/月当たり

上記の節約を地道に行うと、月当たりで5万円超貯まる計算になります。

 

1カ月コツコツ積み重ねて5万と考えるとモチベーションアップにつながります。

 

そしてこれを年あたりで考えると以下のようになります。 

 

年当たりの節約額
  • コンビニ代の節約:1年で72,000円(1か月6,000円×12)

  • コーヒー代の節約:1年で64,800円(1か月5,400円×12)

  • 外食・飲み会代の節約:1年で480,000円(1か月40,000円×12)

合計:616,800円/年当たり

日々のちょっとした積み重ねも積み重ねればここまで大きな金額となります。

 

このようにまとまった額になることを意識することで、日々の節約を積み重ねる原動力になります。 

節約を続ける方法:③長期で複利計算をする

折れ線グラフのアイコン素材 その2

極めつけはこれです。今まで紹介した節約で浮いたお金を貯金で寝かせておくのもったいない。

 

ぜひ、長期的な投資に回しましょう。

 

確かに短期的な投資では元本割れをする可能性は低くはないですが、10年、20年以上の長期投資ではプラスのリターンを得られる可能性が高いです。

 

長期的な運用でのリターン(複利で4.5%と仮定・税金は考慮せず)も加味した金額を計算と以下の通りになります。

<基本条件>

10年間積み立てた場合

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20年間積み立てた場合

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30年積み立てた場合

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数値をまとめると以下になります。

 

節約を運用した時の積立金額
  • 10年間で771万円(元本612万円、運用収益159万円)

  • 20年間で1,979万円(元本1,224万円、運用収益755万円)
  • 30年間で3,873万円(元本1,836万円、運用収益2,037万円) 

30年間、コツコツ積み上げれば、節約だけで家までも買えてしまう計算になります。

 

特筆すべきはその運用収益。30年間で見ると投下資本を上回る収益を得ることができています。運用の効果は絶大ですね。

 

このように運用できる保証は全くありませんが、過去のデータ等から見たときに長期でこの運用収益は決して無理な金額ではありません。

 

長期的にコツコツ積み上げることの威力・効果を感じることができます。

 

コツコツためて、長期的に運用すれば約4,000万円。

 

計算で導かれたこの数値は日々のモチベーションアップに非常に効果的だと思います。 

まとめ

節約を継続するための考え方をまとめると以下になります。
節約を継続するための考え方
  1. 節約額を時給換算する=面倒くさいことも価値ある労働だと実感
  2. 節約額を月単位・年単位で考える=積み重ねの価値を理解できる
  3. 複利計算する=金額の大きさを実感。節約の価値が飛躍的に上昇する
日々の節約は継続することで大きな成果を得ることができます。
 
ただ、色んな誘惑が多くて継続できている人は少数。続けられた人だけが便益を得ることができます。
 
将来の資産形成のためにも今回の考え方を意識して節約していきたいものです。
 

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