山形県の有名な観光地山寺に行ってきた~1070段の階段を上った先の景色はおすすめ~
階段を上る系の寺社仏閣がすきなたまる (@marunon777)です。苦労した分、ご利益があるような気がして。
GWを利用して、何を思ったか山形県に旅行に行ってきました。
なぜ山形県だったのか。
それは、
宿が取れなかったから
そして山形県の中でもなぜ山寺にいったか。
それは、
るるぶで一番大きく特集されていたから
です。
とまあ、消極的でみーはーな理由で行くことになったわけですが、実際に行ってみるとけっこう良かったので紹介したいと思います。
山寺の概要・アクセス・駐車場について
山寺とは
山寺は、正しくは宝珠山立石寺といい、貞観2年(860)清和天皇の勅願のよって慈覚大師が開いた、天台宗のお山。正面の大きな建物は、国指定重要文化財の根本中堂である。
と公式サイトに記載がありました。860年に開かれたとはずいぶん歴史が深い寺みたいです。
アクセス
今回は山形駅でレンタカーを借りて向かいました。
所要時間はナビ上では30分程度でしたが、GWということもあり、途中の道で渋滞が発生。
結局、1時間10分程度かかってしまいました。
注意・駐車場はなるべく山寺に近いところを選ぶとよいかも
山寺が近くなると学校の校庭ほどの大きな駐車場が最初に現れますが(1回500円)、スルーしたほうが良いと思われます。
そこに停めてしまうと山寺まで結構歩くことになり、山寺を登り始める前に疲れてしまします。
最初に現れた大きな駐車場を通りすぎると、道が細くなりますが、お土産屋さんや飲食店が軒を連ねる商店街のような場所に出ます。
その商店街の周辺には大小いくつかの駐車場があります。山寺により近く、値段も1回300円と安く駐車することができます。
山寺周辺の売店
山寺の登山口周辺には多くの売店があります。そこでは
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のし梅
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くるみゆべし
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だだちゃ豆のまんじゅう
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玉こんにゃく
など、山形の特産品も数多く販売されています。お茶を飲むスペースがあるお店もあるので、登る前の腹ごしらえをするにはぴったりです。
実際に上ってみた
登山口
ここから1,070段にもおよぶ寺への道のりが始まります。
芭蕉・曽良像
実は有名な芭蕉の名句「しずけさや 岩にしみ入る 蝉の声」は、山寺で詠んだらしいのです。
大昔にこの2人も訪れたと考えると感慨深いような…そうでもないような…。
弥陀洞
登山口から550歩ほどで「弥陀洞」という、大きな岩の壁に到着しました。
壁に仏を見ることができた人には幸福が訪れるとのこと。
10分ほど探しましたが…
…まったく見えませんでした
残念。
奥之院と大佛殿
さらに500段近く登ると奥之院と大佛殿に到着します。
お賽銭箱、お守りの販売をするところ、御朱印を書くところなどがあります。
大佛殿の賽銭場の奥にはとても立派な大仏があります。
開山堂
山寺での随一でのビュースポットです。
景色はこんな感じ。
ここがかなり良かったです!
頑張って上った達成感と、この景色。日本の原風景という感じでとても好きです。この景色があったので登ってよかったなと思いました。
その他
山寺は商売的に頑張っている?
山頂の奥之院に賽銭箱があったり、お守りや御朱印を販売するところがあるのですが、中腹にある寺(名前は忘れました)にも同じようにお守りや御朱印が販売されています。
しかも、中腹・奥の院とも、とても賑わっている様子
とくに御朱印については元号が令和になって間もないということで、ものすごい行列でした。
入山料として300円とることもあり、しっかりと稼いでいる印象がありました。
所要時間
休まずに登ればおよそ30分ほどで頂上まで行くことができます。ただ、足の悪い方や、体力がない方については休み休み登ったほうがいいでしょう。
疲労度
登りはもちろんきついのですが、足に疲労が来たのは下りでした。
普段運動していない方や、膝が悪い方は注意が必要だと思います。
犬を連れている人が多い
犬を連れている人がたくさんいたので癒されました。
まとめ
今回、山形県に行くことになって初めて、山寺という観光スポットを知りました。おそらく行ったことがあるという人は、多くないのではないでしょうか。
1000段以上の階段を上るのは大変ですが、その分の達成感と素晴らしい眺望を満喫することができます。おすすめです。